WLL Ryo.WORKS Hawaiiへ行こう! 誕生秘話:後編

ハッピー アロハプレミアムフライデー!さぁ「ハワイへ到着!」

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WLL Ryo.Works ハワイで乾杯!スマホマルチタイプ ケース

■ハワイで乾杯!アロハアンクルと日系移民
1961年(昭和36年)に開催されたハワイ招待セール当選者一行が日航機でハワイへ向かう写真がレイアウトされた広告は、1964年(昭和39年)に新聞広告として各紙へ掲載されました。このインパクトのある広告は当時のお茶の間に”夢の島 ハワイ”という印象を決定づけ、「トリスを飲んでハワイへ行こう!」は今でも日本人が愛して止まないハワイ観光の代名詞(キャッチコピー)となりました。

広告コピーから ―

トリスを飲んでハワイへきました!

フラダンスを見ました。

ルアウ(ハワイ料理)も食べました。ワイキキの浜で泳ぎました。

「おりおぅてつかぁさい。(お楽にしてください)」とみんなにいわれました。

広島弁、岡山弁ですが、日本語の通用する外国は愉快です。パラダイスです。

「しゃあけぇ、トリスは好きなんよ。エクストラになってから、やっぱ、味がようなった」 みんなで乾盃しました。

戦前から日系移民が多く住むハワイ― 太平洋戦争直前の1939年(昭和14年)時点でハワイ諸島の約39%の人達が日系であったと言われています。1868年(明治元年)には最初の移民を乗せたイギリス船籍サイオト号が無許可で横浜からハワイへと出航。1881年(明治14年)、明治天皇との移民要請に関する協議のため、サンフランシスコから英国船籍の船で来日したハワイ王国 第7代国王 デヴィッド カラカウア(フラ復興に尽力した陽気な君主(メリー・モナーク)として知られる)は横浜港に入港。1885年(明治18年)には、日布移民条約によって官民移民が正式に認められ、国策として日本全国から集められた多くの日系移民達は横浜港に集い、新天地に夢を持った一行は大桟橋からハワイ~カリフォルニアへと旅立ちました。当時の広告でもかつての移民の血を引く日系人のいるハワイが日本語が通用する愉快な外国として紹介されています。

■越境するTIKI(ティキ)カルチャー、そして、次世代を担うTIKIアーティスト
前編で紹介したSHAG(シャグ)はハワイ出身、カリフォルニア・パームスプリングスから世界中にTIKIアート&カルチャーを発信しています。同じく柳原良平のファンと公言する新世代TIKIアーティスト、MOOKIE SATO(ムーキーサトウ)氏は関西在住の国際的アーティストです。例年、フロリダ・フォートラウダーデールで開催されるTIKIカルチャーイベント The Hukilau(フキラウ)、また、南カリフォルニア・サンディエゴで開催されているTIKI OASIS(ティキ オアシス)では日本のTIKI-POP(ティキ・ポップ)アイコンとして知られ、多くの秀作を発表しています。また、米国全土、ドイツ、北欧、スペイン、オーストラリアなど既に世界中に拡大しているTIKI・ポリネシアンポップシーンの中で一目置かれている存在。直近の仕事では、日本が世界に誇る横濱・本牧のMOONEYES AREA-1(ムーンアイズ エリアワン)のブランド Hula Moon(フラ ムーン)とのコラボワークが注目されています。

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The Hukilau Mookie Sato’s glassware design : Image courtesy Mookie Sato

Mookie Sato / velvet painting (short version)

さぁ、日本~ハワイ~カリフォルニアを横断!そして世界へと拡大する南太平洋のカルチャーに想いを馳せながら、プレミアムアロハフライデーはWLLストアでRyo.WORKSアイテムをゲットして「ハワイへ行こう!」(もしくは馴染みのバーへ行こう!)

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ゲットして、アロハプレミアムな華金にカンパイ!だゾ。 by アロハアンクル

How To Climb a Coconut Tree – Polynesian Cultural Center

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WLL Ryo.WORKS Hawaiiへ行こう! 誕生秘話:前編

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Photo courtesy Ryohei Yanagihara | SUNTORY

■アンクルトリスとTIKI(ティキ)カルチャー
サントリーの前身である洋酒の壽屋(ことぶきや)がトリスウイスキーのハワイキャンペーンを展開したのは昭和36年(1961年)、ミッドセンチュリースタイル花盛りし頃、当時の日本政府の貿易為替自由化施行のタイミングで、トリスを飲んで “夢の楽園” ハワイへ行ける、というキャンペーンが大きな話題となりました。

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トリスでハワイ (Let’s Drink Torys and go to Hawaii TV-CM)

日本でウイスキーが大衆文化として定着し始めたまさに同時期、第2次世界大戦の揺り返しからか、米国ではポリネシア先住民文化とアメリカンカルチャー、そして楽園志向とスペースエイジとが結びつき、TIKIカルチャーとしてカリフォルニアやフロリダといったコースト沿いから、ラム酒をベースにしたカクテル、ジャングル・ジャズ、エキゾティカといったアイランドジャズ、TIKIバー(日本ではトリスバーだナ。アロハアンクル 談)、そして建築・家具、ホテルラウンジのデザインなどが一体となり、ハワイやポリネシア文化に憧憬を抱く白人層を中心に全米へと拡大、次第にシーンとして根づき始めます。

アンクルトリスは、カリフォルニアのTIKIシーンにポリネシアンポップの系譜として受け入れられ、現地にはカルト的なファンが存在しています。ティキアートの代表者として知られるハワイ出身でカリフォルニア・パームスプリングスにギャラリーを持ち、世界中へティキアート&カルチャーを発信するアーティスト SHAG(シャグ)もアンクルトリスの産みの親である柳原良平の大ファンであることを公言しています。SHAGの諸作品、そしてハワイみやげとしてお馴染みのティキ人形、アンクルトリスの顔を正面からジッと見比べてみてください。何か共通点がありませんか?

■なぜ、イラストにラナイ島が無いの?
写真はアンクルトリスが、アロハアンクルとなって登場する「トリスを飲んでHawaiiへ行こう! 」当時の新聞広告。ツアー催行前の広告には実際のツアー内容を掲載、ツアー催行後は実際に当選した旅客がハワイに滞在、日航機(JAL便)で帰国した模様も新聞広告として掲載されました。

当時の新聞広告 (ツアー催行前)

昭和36年(1961年)9月11日発行 毎日新聞より―
世界中のみんなが憧れる夢の島
ハワイへ行ける海外旅行積み立て預金証書が
100名様に当たる抽選券つき
トリススペシャルセール!

ハワイ旅行日程
第1日
夜 東京発 ハワイに向う
  ホノルル着 午後市内観光

第2日
オアフ島観光(真珠湾・ワイキキ・カピオラニ公園等)
ハワイの夜 観光

第3日
自由行動

第4日
朝 遊覧船にてホノルルより
カウアイ島に向う 同島観光
夕方 ホノルルに帰る

第5日
早朝 ホノルル着 飛行機にて
ハワイ島に向う ハワイ国立公園
コナコーヒー園 観光
コナにて宿泊

第6日
コナより飛行機にてマウイ島
に向う 同島観光 午後遊覧船
にてモロカイ島へ向う
モロカイ島に宿泊

第7日
モロカイ島よりホノルルに帰る
午後発 東京へ向う

第8日
東京着

※ 日程は一部変更になることがあります。

上記スケジュールを見れば、一目瞭然。「ハワイへ行こう!」ツアー内容にはもともとラナイ島は含まれていなかったのです。アロハアンクルは、別名パイナップル・アイランドと呼ばれるラナイ島へ行くかわりに、パイナップルを片手にしていたのでは!?

眺めているだけで想像が拡がる柳原良平の世界 -

さァ 「ハワイへ行こう!」

(後編に続く)

お取り扱い店舗:
サントリー イエノバ
H.I.S. Hawaii 新宿3丁目店 LEA LEA HAWAIIAN VILLAGE
ヨドバシカメラ
かながわ屋

UncleTorys_Shag

Aloha Uncle, Uncle Torys and Shag

The Air-Conditioned Eden (1950s Tiki Culture / Exotica Documentary)

Don Tiki – Tiki Culture in Hawaii (Featuring Martin Denny)

SHAG/Josh Agle “Jungle Drums”

#WLL #RyoWorks #goHawaii #AlohaUncle #アンクルトリス #SUNTORY #お酒 #ポリネシア #midcentury #デザイン #TIKICULTURE #Hawaii #Japan #California #Exotica #coast2coast #808ulahawaii

SHAG スマートフォンケース 取り扱いを開始しました!

ハワイ・オアフ島育ち、カリフォルニア在住。1950年代~60年代にアメリカ西海岸から全米へと飛び火したポリネシア/TIKIカルチャーを体現するアーティスト/イラストレーター SHAG(シャグ)iPhone6/6s対応スマートフォンケースの登場です。

AC045 Store SHAG

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SHAG (シャグ)本名:Josh Agle
http://www.shag.com

8歳までハワイ州オアフ島で育ち、現在はカリフォルニアにおいて活躍している。1987年頃から、名前の中から4文字を抜き『SHAG』とサインするようになった。ミッドセンチュリーを追想させるカクテルやTikiをテーマとしたカラフルでコミカル、洒落た作風はアメリカのみならず、オーストラリアやヨーロッパでも高い評価を得ており、ハリウッドの大物俳優や世界中のセレブまでをも魅了し続けています。

1997年ロサンゼルスのLa Luz de Jesus Galleryで初の個展を開催し、高い評価を受けた後、アメリカ国内はもちろん、オーストラリアやフランスでも個展が開催され、世界中にファンを増やしたSHAG(シャグ)は、Tiki文化やカクテルレシピについて幾つか自著で本も出版しているほか、ロサンゼルス市の文化局とサンペドロ市バレエ団の協賛による「Shag with a twist」と題したステージショーを監督しダンスシアターで公演を行ったり、カリフォルニアの小児病院チャリティーのために新作を発表するなど幅広い活動を行っている。彼のアートスタイルは1950年代~60年代前半の商業デザイン、ポリネシア文化をモチーフに、その時代には無かったアイロニーや人間の矛盾を色濃く描いたシニカルな作風で知られている。SHAGアートはカリフォルニアのパームスプリングスにあるギャラリーから世界中へ発信され、ウーピー・ゴールドバーグ、ベン・スティラーといったハリウッドスター達、日本では藤井フミヤ氏など著名人を魅了し続けている。また、SHAG(シャグ)本人はアンクルトリスでお馴染みの日本を代表するイラストレーター、柳原良平の大ファンである。

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SHAG PS Store

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All images courtesy Josh Agle and Shag The Store, Palm Springs, CA.


DON TIKI – Terminal feat. Jimmy Borges (Tribute)

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